エンジニアとして働くことに慣れてくると、将来の道筋について考えるようになるのではないでしょうか。キャリアパスを明確化するためには、具体的な目標を思い描かなければいけません。エンジニアのキャリアパスは一般的に4つに分けられていて、フリーランスとして独立するほか、スペシャリスト、ジェネラリスト、マネージャーの4つの道の選択肢が用意されています。
独立してフリーランスエンジニアになるためには、仕事を進める力のほかに取引先に営業する際に必要となるコミュニケーション能力や交渉能力、お金の管理を行う経理スキルも身に付けておくことが必要です。組織に所属しているエンジニアならほかの社員に任せることができる作業でも、独立すると幅広い種類の業務を自分でこなしていかなければいけません。
スペシャリストとは、特定の分野に特化しているエンジニアのことを指しています。専門分野を持つことで、将来的には最高技術責任者になれる可能性もあるのが魅力的です。一方ジェネラリストとは、幅広い分野の仕事に携わるエンジニアのこと。システムを開発する作業から始まり運用までさまざまな業務に取り組むことから、プロジェクトリーダーとしてチームを引っ張っていく役割を任されることが多いです。
そして最後に、チームを管理するマネージャーというキャリアパスもあります。自分に適したキャリアパスを探して、エンジニアとしてのこれからの道筋を想像してみましょう。